てら’s eye

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Bリーグで成功するチームの要因は「強さ?」か「人気?」について考えてみた。

祝・Bリーグ開幕

2016年9月、Bリーグというプロバスケットボールリーグが開幕しました。

野球、サッカーに次いで開幕されたスポーツのプロリーグの開幕ということもあり、テレビでのゴールデンタイムの生中継であったり、CM等で拝見された方もいたのではないでしょうか。筆者もバスケをしていた者として注目して見ていました。

 確かに日本のバスケットボールは部活動でもそれなりに人気がありますし(定量的な分析はしてませんが)、潜在的なブースター(サポータのこと)も相当数いることが考えられます。

しかし、果たして本当に成功を治めることができるのか少し考えてみました。

ここでいう成功とは、「儲かる」ということにしましょう。

強さ、人気、儲けの関係について

一般的なプロスポーツにおいて、儲けられるチームというのは人気が有ります。

(世界的に強いサッカーの名門とかね)

なので一般的には、

強い→人気UP→観客増える→儲かる→もっと強くなる(強い人呼べる)以下略

ということが言えそうです。

(もちろんそれ以外にも様々な要因があることは重々承知していますが、今回は全部無視笑)

やはり、お金をかければ強い人(元NBA選手とか)を呼べるようになるので、かなり有利です。

要は人気があるかないかがこれからクラブが強くなるか否かの指標になると言えるんじゃないでしょうか。

以上の仮説に基づいて少しばかりBリーグの将来を担っていくチームを考えてみましょう。

人気の指標

さて、では人気のあるチームをどうやって見分けましょう。

観客動員数、youtubeの動画再生回数、Facebookのいいねの数、色々考えられますが、今回は、ツイッターのフォロワー数で検証したいと思います。

観客動員数は、対戦チームのブースターがいるし、

youtubeは再生回数は多くてデータの収集が面倒なので、

Facebookのいいねの数は、いいねをした事で特に何も起こらないのでデータとしてあまり重要性がないのでは?と筆者が考えているので、笑

 無視です。

 

一方、ツイッターはフォローする事で、そのチームの情報が嫌でも入ってくるので、ある程度興味がないとフォローしませんので、データとしてそれなりに信ぴょう性が高いです。

以下にツイッターのフォロワー数の一覧と現在の順位をまとめてみました。

 

 所属地区チーム名フォロワー数順位(各地区)旧NBL旧BJ
1 東地区 栃木ブレックス 25403 1  
2 東地区 アルバルク東京 15108 2  
3 東地区 千葉ジェッツ 22902 3  
4 東地区 仙台89ers 12050 4  
5 東地区 レバンガ北海道 9691 5  
6 東地区 秋田ノーザンハピネッツ 13715 6  
7 西地区 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 4438 1  
8 西地区 シーホース三河 6756 2  
9 西地区 琉球ゴールデンキングス 24195 3  
10 西地区 京都ハンナリーズ 12431 4  
11 西地区 大阪エヴェッサ 14403 5  
12 西地区 滋賀レイクスターズ 11492 6  
13 中地区 三遠ネオフェニックス 4268 1  
14 中地区 川崎ブレイブサンダース 5133 2  
15 中地区 サンロッカーズ渋谷 9625 3  
16 中地区 横浜ビー・コルセアーズ 15327 4  
17 中地区 新潟アルビレックスBB 10484 5  
18 中地区 富山クラウジーズ 12370 6  
 

あれっ?

皆さまお気付きでしょうか笑。

強さと人気が全然合っていません笑。

むしろ西地区と中地区に至っては完全に逆の結果になっています。笑

実はこれ理由があるんですね。

日本のバスケリーグは旧NBL(企業)と旧BJ(プロ)という二つのリーグがありました。

それが統合されて今回、Bリーグが開幕したわけです。

NBL(企業)はお金はあるから強いけど、人気はない。

旧BJ(プロ)は人気はあるけど、弱い。

という複雑な状況だったわけです。

 

今回の仮説が正しければ、翌年以降、移籍や新人の加入によって、旧BJのチームがより強くなることが考えられます。

というか、プロという興行的なことを考えれば、今後は旧BJのチームにこそ伸びしろがあるんじゃないでしょうか。

または旧NBLのチームが人気を取れるか否かにかかっているでしょう。

 

今回のまとめ

プロリーグの成功(もうけ)の秘訣は「人気」か「強さ」?

答えは来年以降旧BJのチームが勝つか、旧NBLのチームが勝つかでわかるよねという話。